春先は自律神経の不調に注意

春は一年の中で、最も天気が変わりやすく、寒暖差の

激しい季節です。

「三寒四温」といわれるように、晴れた日と雨の日の気温

差が10℃位ちがう事もあります。

 

 

自律神経は、生体リズムにしたがって、徐々に体を慣らし

ていき、春モードになっていくので、急な気温の変化に、う

まく対応できません。

眠い、だるい、冷える、関節が痛むなどの症状が出る人も

います。

 

それでも、短期間で自律神経のバランスが調整できれば、

体調不良は解消されますが、春は、就職、転勤、入学、卒

業など、環境の変化によるストレスが多い季節のため、症

状が長引いてしまう人もいます。

 

同じく季節の変わり目である秋口より、春先の方が体調を

崩しやすいのは、こうした環境の変化が加わる事と、低気

圧、高気圧の移動スピードが速いことが関係しています。

 

気圧の変化も自律神経に影響します。

低気圧が通って天気が下り坂の時は、副交感神経が優位

になり、人によっては、だるさを感じる人もいます。

そんな時は熱めのシャワーを浴びて、交感神経を刺激する

と、こころと体がシャキッとします。

 

なお、高気圧におおわれる晴れた日は、交感神経が優位に

なって代謝が上がるので、活動的になる人が多いといわれて

います。

 

春先は、気温、気圧、環境の変化など、体調を崩す要因が多

い季節なので、これらの影響で体が不調になると自覚されて

る人は、日頃から外気に触れ、自分の体の体温調節機能を

鍛えておくと良いでしょう。

 

なかなか、外気に触れたり、日光を浴びる機会がない方は、

運動や半身浴などで、体を温めて汗をかき、新陳代謝を良く

しておくことを習慣付けておくことで、自律神経が整っていき

ますのでお勧めします。

 

東久留米むらかみ気導整体院